2004年07月24日(土) 00時06分
「オレオレ詐欺」に行員お手柄 「孫の名前違う」と未然に防ぐ(京都新聞)
23日午後1時ごろ、滋賀県安曇川町内の女性(78)宅に若い男の声で「おれおれ」と名乗る電話があり、現金を指定口座に振り込むよう要求されたが、近くの銀行の窓口係が「オレオレ詐欺」と気づいて説得、被害をまぬがれた。
今津署の調べによると、女性は沖縄県内に住む孫の男性(32)と思いこみ、孫の名前で呼びかけたところ、電話の男は「そうや」と応じ、「つきあっている女性が妊娠した。中絶費用に108万円が必要」と告げた。
女性はびわこ銀行安曇川支店で現金110万円を引き出し、窓口で振り込もうとした。ところが、窓口係の横井川彩子さん(23)が受取人の名前が女性の孫の名前と違うことに気付き、営業課長兼田武夫さん(47)に相談。兼田さんらは女性に送金を思いとどまらせた。孫からはその後、銀行に礼の電話があったという。(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000100-kyt-l25