2004年07月24日(土) 19時59分
横浜の19歳少年逮捕−−口座開設、架空請求詐欺容疑 /三重(毎日新聞)
県警捜査2課などは23日、インターネットの有料サイト利用料金をかたった架空請求事件で使われた銀行口座を開設したとして、横浜市中区、無職少年(19)を、詐欺の疑いで逮捕した。
調べでは、少年は今年2月9日、横浜市内の銀行で、第三者に譲り渡す目的で銀行口座を開設し、自分名義の通帳1通とキャッシュカード1枚の交付を受けた疑い。この口座は、今年4月20日、東京都国立市の男性会社員(27)が、インターネットの有料サイト利用料金名目で何者かに40数万円をだまし取られた架空請求事件に利用された。
調べに対し少年は「小遣いほしさにやった」と容疑を認めている。また「口座を1万円で売った」と供述しており、県警は口座を売った相手や、架空請求を行った実行犯の特定を急いでいる。
県内では今年1月から6月までに、有料サイト利用料金や、融資の保証金、借金返済名目などの架空請求詐欺事件が45件発生しており、被害総額は2300万円に及んでいる。【鈴木顕】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000004-mai-l24