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ソフトバンクBBのIP電話「BBフォン」の通話記録が流出した問題で、総務省は23日午前、同社の孫正義社長を呼んで厳重注意した。憲法で保障された通信の秘密にかかわる問題だとして「認識が極めて不十分」と指摘し、8月末までに再発防止策の実施状況を報告するよう求めた。注意を受けた孫社長は記者団に、「十分な情報管理体制になっていなかったと大変深く反省している。考えられる対策はすべて打った」と語った。
個人情報保護ガイドラインに基づく措置で、総合通信基盤局長名の文書を渡した。ソフトバンクBBへの文書での指導は、4月に、顧客の住所などの大量流出に対しておこなったものに続き、2回目。
総務省によると、ソフトバンクBBの顧客管理データベースから65件14人分の通話記録が流出。保管していた約9万人分全体が流出した恐れもあるという。同社は今月16日、流出経過や今後の対策などについて同省に報告書を提出。総務省は当初、より重い業務改善命令も検討したが、同様の流出はその後はないとみて見送った。
(07/23 10:13)