2004年07月21日(水) 21時01分
問題事前に入手、模試作成=予備校社長が認める−秘書検定疑惑(時事通信)
「秘書検定」2級の試験問題漏えい疑惑で、漏えいに関与した疑いを持たれていた資格取得予備校「エヌ・イー・エス・クイック教育システムズ」(東京都新宿区)の家坂圭一社長は21日、記者会見し、同社が試験問題を事前に入手し、試験直前に実施した模試などに利用していたことを認めた。
家坂社長の説明によると、秘書検定はまとまった人数で受験する大学や企業などの団体があった場合、「試験実施委託団体」として認められ、受験生はその団体の教室や事務所などで試験を受けることができる。委託団体には試験問題が10日前に配布されるが、同社関係者が経営する千代田区のタイ料理店を委託団体として登録した。届いた試験問題から模試問題を作成。同社が大学などで実施する試験対策講座に利用していた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040721-00000128-jij-soci