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携帯電話の電波接続状態に不満を感じている利用者は、NTTドコモの第3世代(3G)サービス「FOMA」では過半数の53%にのぼることが調査会社MM総研(旧マルチメディア総合研究所)のアンケートで分かった。全体では37%だった。
他サービスでは、ドコモの第2世代(2G)「ムーバ」が35%、KDDI(au)の3G「CDMA20001X」とボーダフォンの2G「PDC」はともに31%だった。
同総研によると、サービス開始から10年以上経過したムーバなどの2Gサービスは、毎年基地局を増設してサービスエリアを広げてきたため、電波がつながらない状態は改善されつつある。auの3Gは98年から始めた2G「cdma One」のインフラを活用したため、比較的早くサービスエリアの拡充に成功したという。
3Gの利用者は06年度中に7000万人を突破すると予測しており、「小型基地局の増設などインフラの整備が必要だ」と同総研は分析している。
アンケートは6月下旬、インターネットを通じて実施され、携帯電話の利用者1302人から回答があった。
(07/21 18:29)