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■総務省 改正法案提出へ
情報家電は、パソコンやテレビを無線ネットワークでつないで操作する次世代の機器で、家電メーカーが開発にしのぎを削っている。電波の利用実態が、携帯電話などとほぼ同じなため、総務省は情報家電の利用者からも料金を徴収することで「負担の公平化」を図ることにした。ただ、消費者の負担を増やせば情報家電の販売に影響を与えかねず、消費者に加えメーカー側からの強い反発も必至といえそうだ。
電波利用料をこれまで支払ってきたのは、放送局など免許を受けた事業者で、携帯電話では携帯電話会社が払っている。実際は電話利用料金の一部として一般利用者が年に一台、約五百円負担している。
総務省は次世代情報家電については、徴収対象を機器の利用者とする方向。利用料は機器メーカーが販売価格に上乗せして回収する案が有力で、徴収額を検討する方針。
総務省の電波有効利用政策研究会が近く、利用料見直しの報告書をまとめ、一般から意見を求めた上で九月に決定する。
具体的に徴収の対象になりそうなのは、占有度の高い「5ギガヘルツ帯」の周波数を使う次世代型の情報家電や、高速大容量のネット接続ができる無線LANの利用者。家庭内で使うコードレスホンや現行の無線LANなどが共用する「2・4ギガヘルツ帯」は、電波の占有度が低いため、徴収の対象外になりそうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040720/mng_____sya_____004.shtml