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2004年07月18日(日) 10時36分

資金回収で民事提訴へ オプション被害者の会が確認琉球新報

民事訴訟の提訴など、今後の対応について協議したオプション被害者の会の会合=17日午後、那覇市曙    「有限会社オプション企画」(那覇市安謝)の出資法違反容疑事件で、出資者でつくる「オプション被害者の会」の会合が17日午後、那覇市内で開かれ、同社代表取締役の男性(57)に対する2次告訴として、20日に詐欺と出資法違反容疑の告訴状約500人分を県警に提出することを決めた。また、出資金の回収を求め、代表男性らに対する損害賠償請求など民事訴訟を被害者の会が中心となって提訴する方針を確認した。
 会合には、約40人が参加し、今後の対応策について協議した。代理人の仲宗根忠真弁護士は、今後、被害者の会が中心となり、同社代表の男性に対する損害賠償請求など民事訴訟を提訴する方針を説明。「県警の捜査を見守りながら、民事の提訴について皆さんと相談していきたい」と説明した。
 会合に参加した出資者らは「自宅を抵当に入れて出資した。家はもう取られてしまう」「会社の運転資金を注ぎ込んだ。経営は火の車だ」「300万を出したまま、あとは何の連絡もつかない」などと話し、窮状を訴えた。
 約2000万円を出資したという本島中部の50代の女性は「こんなもうけ話があるはずはないと思っていたが、知人が自分の目の前で『管理員』から札束をもらうのを見て目がくらんでしまった」と悔やんだ。「金を出した自分が悪い。それはよく分かっているが、泣き寝入りはしたくないし、やることはちゃんとやっておきたい」と話し、刑事告訴の委任手続きを済ませた。
 「被害者の会」事務局は2次告訴分については締め切ったが、「今後の民事訴訟を検討する上で、被害者がまとまることが必要だ」と話しており、引き続き、出資者からの問い合わせを受け付ける。
 問い合わせは同会098(867)6168。(琉球新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040718-00000003-ryu-oki