2004年07月17日(土) 00時00分
山陰労災病院で医療ミス2件/93年と97年(朝日新聞・)
米子市皆生新田1丁目の山陰労災病院(川崎寛中院長)で93〜97年に2件の医療ミスがあったことが16日、県西部福祉保健局の調査でわかった。
同病院によると、93年6月に腫瘍(しゅよう)を手術した70代の男性の腹部に、腸べらと呼ばれる10〜15センチの金属製医療器具を置き忘れた。翌年9月に男性が腹痛のため別の開業医に診断を受けて発覚し、再手術で取り除いたという。
97年1月には、腎臓疾患の70代男性が人工透析中、体と透析機をつないで血液を循環させるチューブが外れ、血液が漏れた。男性は一時貧血状態になったが、病状は好転し転院したという。
同保健局は02年10月、同病院に勤務していた看護師からの告発を受けて調査を実施していた。
(7/17)
http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=4280
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