2004年07月16日(金) 23時35分
東京地裁書記官名のニセ督促状全国に、地裁が注意喚起(読売新聞)
東京地裁の書記官名で現金を支払うよう求める虚偽の支払督促状が全国に送付されていたことが16日、分かった。
同地裁は警視庁に届け出るとともに、送られて来ても支払いに応じないよう、注意を呼びかけている。
同地裁によると、文書はいずれも同じ文面で、架空の書記官名で「1週間以内に請求者代理人に示談を申し入れないときは、財産に強制執行する」などと記され、示談金として約150万円を支払うよう求めている。請求者代理人として記載されている弁護士も、実在しなかった。
今月6日、静岡県内の男性からの連絡で発覚。16日までに同地裁などに10件の問い合わせがあったが、いずれも「督促を受ける覚えはない」と話していたという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000313-yom-soci