2004年07月15日(木) 20時01分
自分の健康管理にも問題=賠償額を減額−研修医過労死訴訟・大阪高裁(時事通信)
関西医科大付属病院(大阪府守口市)の研修医だった森大仁さん=当時(26)=が急死したのは長時間労働が原因だったとして、両親が同大を相手取り、約1億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が15日、大阪高裁であった。
岡部崇明裁判長は「森さんは医師免許を取得しており、自らの健康保持に努める義務があったのに、配慮を欠いた点があった」として、1審大阪地裁の認容額約1億3500万円を減額し、同大に約8400万円の賠償を命じた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040715-00000130-jij-soci