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大型車の欠陥による事故を隠した三菱ふそうトラック・バス川崎製作所への国土交通省の15日の立ち入り検査で、金属部品16個の破断や亀裂を確認した。クラッチ系統の欠陥で亀裂や破断が生じる金属部品「クラッチハウジング」14個と「トランスミッションケース」2個だという。このうち、リコール対象になっていないバスのクラッチハウジング1個も破断していたため、同省は三菱ふそうに早急な原因調査を指示した。
また、事故や不具合の情報をまとめた社内書類の「商品情報連絡書」や、販売店への修理指示文書などの書類の提出を受けた。国交省はこれまでの三菱ふそうの説明と照合しながら、事故隠しの解明を進める。
一方、同省は同日から、クラッチ系統のリコール対象車のうち、緊急点検を受けていない約6万4000台の使用者に対し、点検を受けるよう求める通知書の郵送を始めた。往復はがき形式をとり、すでに点検を受けた使用者には報告を求める。
(07/15 22:00)