2004年07月14日(水) 00時00分
ネットの問題点指導例を冊子に(朝日新聞・)
教職員向けにインターネットの問題点とその指導例を紹介した冊子「知ってる?ネット社会の落とし穴」を、県教委が発行した。長崎県佐世保市で起きた小6女児死亡事件を受けた。現場の先生の中にはインターネットに詳しくない人もいるが、全員に共通の認識を持ってもらうことが狙いだ。
冊子はA4判、23ページ。児童生徒の自由時間が増える夏休み前に、各学校で指導に使ってもらうことを目指し、3週間余りで作り上げた。県総合教育センターの職員のほか、小中学校、高校の現場の先生も作成チームに加わった。
冊子ではメール、掲示板、ホームページ、ネットショッピング、チャットの5項目について紹介。掲示板に女子高生が個人情報を書き込まれたり、ネットショッピングで商品が送られてこなかったりするなど問題の事例を示し、その対策や指導例を紹介している。
チャットの画面上のやりとりを掲載し、独特な用語の解説や注意点を添えるなど、画面や絵を多用して分かりやすくしている。
同センターの武川和彦所長は「今回はメールやチャットなど、ポイントを絞って作成した」と話す。2400部を発行し、小中学校、高校、特殊学校すべてに配られた。これから児童生徒や保護者向けの冊子も作成していくという。
冊子は同センターのホームページ(34http://www.kai.ed.jp/center/netguide/eyesonly.pdf(22))でも見られる。
(7/14)
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7469
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