2004年07月13日(火) 12時42分
『Windows XP SP2』、正式リリースは8月に(japan.internet.com)
Microsoft (
NASDAQ:MSFT ) が1年近くテストを行なってきた『Windows XP Service Pack 2 (SP2)』が、まもなく正式リリースとなりそうだ。
たびたび延期となってきた SP2 のリリースは、8月初めになる見通しだと同社幹部が述べた。ブロードバンド接続とダイヤルアップ接続、両方のユーザー用に最適化し、無料ダウンロードで提供するという。
「現時点では、出荷候補版2 (RC2) が最終リリース版となりそうだ。製造工程向け最終コードの8月リリースを目指している」と、同社の Windows 担当上級製品マネージャ、Matt Pilla 氏は述べた。
セキュリティに重点を置いた XP の新サービスパックは、過去1年にわたってテストが行なわれてきたが、Microsoft がリリース時期についてここまで具体的に言及したのは初めてだ。SP2 は、Windows の次期バージョン (開発コード名『Longhorn』) が出るまでの暫定リリースと言われることが多い。新たな改良点として、ネットワーク保護、メモリ保護、安全な Eメール処理、および安全な Web ブラウジングと PC 保守管理のための技術を提供する。
Microsoft はまた、当初 SP2 の CD 版では送料と手数料を徴収する方針を打ち出していたが、計画を変更した。「CD は送料も含めて無料だ」と Pilla 氏は述べている。
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