2004年07月12日(月) 00時00分
歯磨き指導で錠剤間違う 滋賀、児童29人に渡す (東京新聞)
滋賀県教育委員会は12日、同県湖北町の町立朝日小学校(文室宏校長)で、歯磨き指導の際に教諭が6年の児童29人に歯垢(しこう)をチェックする錠剤と間違ってプールの残留塩素を測る試薬の錠剤を渡し、児童が飲んだり、口に含んだりしたと発表した。
県教委によると、腹痛を訴えた児童もいたが、試薬に毒性はなく、病院で手当てを受け快方に向かっている。教諭は12日午前の歯磨き指導の際、2種類の錠剤の包装紙が似ていたため、間違って児童に渡してしまったと説明しているという。
文室校長は「児童や保護者に申し訳ないことをした。今後、薬物管理を徹底し再発防止に努めたい」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040712/fls_____detail__083.shtml