2004年07月12日(月) 11時33分
<スーパーフリー>和田被告に懲役15年求刑 集団婦女暴行(毎日新聞)
早大生らのイベントサークル「スーパーフリー」(解散)による集団婦女暴行事件で、3件の準婦女暴行罪に問われた元代表、和田真一郎被告(29)に対し、東京地検は12日、東京地裁の公判(中谷雄二郎裁判長)で懲役15年を求刑した。「多人数による前代未聞の暴行事件。性犯罪集団を組織化、常習化させた責任は突出して重いにもかかわらず、その責任の無自覚ぶりには怒りを禁じえない」と指摘した。
この事件では14人が起訴され、和田被告を除く13人に懲役2年4月〜10年の実刑が言い渡されている(一部控訴)。中心人物として3件すべてに関与した和田被告はもっとも重い求刑となった。
論告によると、和田被告らは01年12月〜昨年5月、3回にわたり、それぞれ女子大生を泥酔させた上、東京・六本木のビル内などで集団で暴行した。和田被告は起訴事実を大筋で認めたが、計画性は否定している。【坂本高志】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040712-00001027-mai-soci