2004年07月09日(金) 05時35分

携帯の反則金５千─７千円　運転中の規制強化で試案（共同通信）

　改正道交法が６月に成立したのを受け、警察庁は８日、運転中の携帯電話使用や騒音運転の反則金を５０００─７０００円と定めた道交法施行令の改正試案をまとめた。９日から８月９日まで、一般から意見を募集する。
　施行令は８月下旬に公布し、改正道交法とともに年内に施行する。
　試案によると、運転中に携帯電話を手に持って通話やメールをすると、反則金は原動機付自転車が５０００円、普通車とオートバイが６０００円、大型車が７０００円。違反点数はいずれも１点。
　急加速や空吹かしなどの騒音運転や、マフラー改造などの消音器不備走行の反則金は、携帯電話使用と同額。違反点数は現行通りの２点。
　改正道交法は、これまで危険を生じさせた場合に限っていた運転中の携帯電話使用の罰則を、運転中に使用しただけで罰則を科すことにした。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040709-00000014-kyodo-soci