2004年07月09日(金) 21時58分
「キャピタル社」の出資法違反事件、社長らを再逮捕(読売新聞)
元北海道・沖縄開発庁長官の稲垣実男被告(76)(出資法違反で起訴)が社長を務めていた投資会社「キャピタルインベストジャパン」による出資法違反事件で、警視庁生活経済課は9日、同社社長の西野日出夫ら3人を詐欺の疑いで再逮捕した。
調べによると、西野被告らは、昨年6月下旬から10月中旬にかけ、元本を償還したり配当を支払う能力もないのに、東京都世田谷区内の女性(77)ら6人に、「年利6—7・44%の配当で、元本保証」などと偽って、計8500万円をだましとった疑い。
キャピタル社は、2002年4月から昨年11月の間に217人から約6億7500万円を集めていたが、警視庁では、出資者から集めた資金が、同社の資産を上回った昨年4月を事実上の破たんと認定。破たん後も資金を募っていた3被告について詐欺での立件に踏み切った。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040709-00000113-yom-soci