悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
佐賀県鳥栖市の住民基本台帳カードを他人名義で不正に取得したうえ借金に利用したとして、有印私文書偽造や詐欺などの罪に問われた住所不定、訪問販売業、石井幸一被告(46)の判決公判が9日、佐賀地裁であった。坂主勉裁判官は「住基ネットワークの信頼性を低下させ、行政サービスに与えた影響は大きい」として、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決によると、石井被告は知人男性の名義で自分の顔写真付きの住基カードを入手することを企て、昨年9月11日に同市役所で、その男性の氏名などを記入して自分の顔写真をはった申請書を提出、同16日にカードを交付された。それを身分証明書として利用し、同18日に同市内の銀行で知人男性名義のローン付き口座を開設、通帳とキャッシュカードをだまし取った。
(07/09 12:01)