2004年07月09日(金) 12時33分
厚生年金保険料、データ入力ミスで取りすぎ(読売新聞)
社会保険庁の出先機関で昨年、都内の会社から提出された従業員の報酬に関するデータの入力漏れがあり、誤って厚生年金保険料を徴収し過ぎていたことが9日、分かった。
ミスがあったのは、東京社会保険事務局が管轄する港社会保険事務所。昨年7月、都内の会社から年金保険料の算定資料として提出された、従業員の報酬データのうち、5人分が入力されなかった。このため、報酬が下がっている人もそれが反映されず、保険料を多く徴収された従業員がいたという。
今年6月、5人のうち1人が社会保険事務所に年金の加入状況を問い合わせたところ、会社から資料が提出されていない、と指摘され、調べたところ社会保険事務所側のミスと判明した。
港社会保険事務所は会社に謝罪し、取りすぎた保険料も返還する。東京社会保険事務局では「単純ミスで迷惑をかけ申し訳ない。原因を調べ、再発防止策を検討する」としている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040709-00000104-yom-soci