2004年07月08日(木) 21時07分
情報流出、関与ほのめかす ジャパネットの元従業員(共同通信)
通販大手「ジャパネットたかた」の顧客情報流出事件で、同社の商品を盗んだとして長崎県警に逮捕された元従業員が、流出への関与をほのめかす供述をしていたことが8日分かった。
逮捕されているのは、元従業員の浦修巳(30)、池田浩(34)の2容疑者。
情報が流出したとみられる1998年夏ごろ、浦容疑者は同社でシステムを担当。当時、顧客情報の入ったサーバーにアクセスできるIDとパスワードを持っていた同社社員は2人だけで、浦容疑者はそのうちの1人だった。99年9月に退社している。
池田容疑者は、浦容疑者の元上司で、浦容疑者が逮捕されたことし6月23日の翌日、突然会社を辞めていた。
県警は、2人が情報を磁気テープに移して持ち出したとの疑いを強めており、テープを盗んだ窃盗容疑での立件を目指し捜査している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000235-kyodo-soci