2004年07月08日(木) 20時58分
家庭教師来ないと相談急増 大半は山口市の会社(共同通信)
島根県環境生活総務課は8日、家庭教師派遣に関する相談が6月下旬から急増、4月以降で計66件になっていると発表した。大半が山口市の「ファイトグループ」に関する内容という。
同課によると「代金を払ったのに、給料が未払いなので教えに行けないと言われた」などという消費者の相談や「給料が数カ月間未払いになっている」という家庭教師の相談があった。
同様の相談は、昨年度も16件あったが今年は6月26日からだけで59件。消費者には指導料の銀行引き落としをやめるよう助言し、家庭教師には労働基準監督署に相談するようアドバイスしたという。
ファイトグループは「コンピューターの不具合で給与未払いなどが生じ、社員が大量に辞めて対応できなかった」と説明している。
山口県警によると、同県警にも京都府や愛媛県などから、同社に関し「代金を支払ったのに家庭教師が派遣されない」という相談が5月から5件あるという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000220-kyodo-soci