2004年07月08日(木) 21時00分

電話勧誘業者を業務停止　虚偽内容告知で経産省（共同通信）

　他社の資格講座の受講経験者に「合格するまで受講を続ける義務がある」とうそを言い、講座受講を電話勧誘したとして、経済産業省は８日、特定商取引法違反（不実告知など）で「エネルギー資格者人材開発センター」（東京）に１カ月の業務停止命令を出した。
　経産省は昨年７月、改善を指示したが、従わなかった。電話勧誘での業務停止命令は初めて。
　ほかに「日本電気工学協会」（東京）に改善を指示した。
　経産省によると、２業者は東京や大阪で講座を開催。民間企業が開催した第３種電気主任技術者やエネルギー管理士の資格講座を受けて国家試験で不合格になった人に電話し、受講を続ける義務があるとうそを言い勧誘し、２００３年度だけでエネルギー資格者人材開発センターは約６３００万円、日本電気工学協会は約６８００万円の受講料を得た。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000232-kyodo-bus_all