悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
別の業務を優先させたため検査期限内にできなかったり、検査を忘れたりしたケースが目立ち、中には二百二十三日も検査期限を過ぎていた事例もあり、管理体制の不備が問われそうだ。
徳岡研三専務・鉄道本部長は「信頼を裏切り誠に申し訳ない」と謝罪したが、運行には支障なかったとしている。
同社によると、岡山支社岡山土木技術センターで〇一年度に未実施の検査を実施したように記録を改ざんしたケースが、山陽線の東尾道−三原間の橋の検査で計三十三件あった。また決められた検査周期を超過したり、その一部で検査実施日を書き換えたりしているのが新幹線のトンネルの打音検査で〇一、〇三両年度に計五件あったほか、在来線で二〇〇〇年度から〇四年度までにトンネルや橋などで計四百六十八件あった。このほか検査実施日の書き換えが百十四件あり、神戸支社姫路鉄道部でも、約五十四キロにわたり線路脇の盛り土や斜面の安全性を確かめる検査日の書き換えが一件あった。
JR西日本では今年五月、広島支社の三原新幹線保線区西条管理室で、山陽新幹線の施設検査に虚偽記載があったことが社員の内部告発で発覚。類似のケースがなかったか調べた結果、今回の記録改ざんが発覚した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040707/mng_____sya_____008.shtml