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2004年07月07日(水) 11時24分

<警察庁長官狙撃>事件現場住民ら、逮捕の一報に安堵毎日新聞

 95年に国松孝次・警察庁長官(当時)が狙撃された東京都荒川区南千住6のマンション「アクロシティ」のEポート通用口前には、7日早朝から約10人の報道陣が集まった。通勤や朝の散歩をする住民らは、事件解決に向けた逮捕の一報に安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 Eポートの隣にあるFポートに住む無職男性(70)は、95年3月30日午前8時半ごろ、自宅の窓越しに銃声を聞いた。「いつも散歩に出かけるが、その時は雨で散歩をやめた。家で新聞のテレビ欄を見ていたら、ダン、ダン、ドーンという音が聞こえた。その後、パトカーのサイレンが鳴って、物々しい雰囲気だった」と振り返る。事件後は、捜査員が2人1組で何度も聞き込みに訪ねてきたという。

 男性は「警察の最高責任者が撃たれた事件だから、警察も必死だったんだろう。それにしても、逮捕まで長かった」と語った。

 事件現場には、「拳銃使用の凶悪な狙撃事件が発生しました。事件に関する情報をお寄せください」と書かれた警察の立て看板がある。

 100メートルほど離れたDポートに住む主婦(59)は「なかなか犯人が捕まらなくて不安だったので、ホッとした。タクシーに乗っても運転手さんから『オウムみたいだよ』と聞かされ、話題になっていた。でも、警察官が事件に関与していたのは残念」と話した。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00001026-mai-soci