2004年07月06日(火) 00時00分
覚えない請求 支払わないで(朝日新聞・)
府消費生活センターに03年度に寄せられた相談のうち、携帯電話の出会い系サイトなどに関する相談が前年度の約3倍に増えたことがセンターのまとめでわかった。男性による相談件数が女性の相談を初めて上回り、「男性を狙った不当請求が後を絶たない。利用した覚えがない請求は絶対に支払わないで」と呼びかけている。
センターによると、03年度に寄せられた相談件数は1万1412件で02年度より183件減ったが、3年連続で1万件を突破した。内容別では、携帯電話のツーショットダイヤルや出会い系サイトなどの利用料不当請求が3590件(前年度比292・8%)で最も多く、相談の約3割を占めた。
次いで、消費者金融関連の不当請求762件(同83・3%)▽パソコンのアダルトサイトの不当請求387件(同291%)で、身覚えのない請求や強引な取り立てに関する相談が目立った。
携帯電話やパソコンの不当請求の相談者のうち、約55%が20、30歳代の男性。全体でも男性の相談者が6273人と、調査を始めた69年度以降初めて女性を上回った。
(7/6)
http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=793
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