2004年07月06日(火) 21時08分
三菱製ダンプ事故で再捜査 破損ハブの任意提出受け(共同通信)
栃木県粟野町で乗用車と衝突した三菱ふそう製ダンプの運転手(60)が、事故原因はリコール対象のハブの破損として、栃木県警に捜査のやり直しを求めた問題で、鹿沼署は6日までに、三菱ふそうが保管していたハブの任意提出を受け再捜査を始めた。
同署は事故の再現実験などを検討しており、ハブの破損と事故の因果関係について調べる。
調べでは、5月13日午後零時35分ごろ、粟野町の県道で、ダンプが対向車線にはみ出し乗用車と衝突。乗用車の男性(70)が足を骨折し、運転手は業務上過失傷害容疑で書類送検された。
しかし事故後、左後輪ハブの破損のためブレーキが利かなくなっていたことが判明。運転手は、事故は左右の制動力に差が出てハンドルを取られたのが原因として再捜査を求めていた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040706-00000199-kyodo-soci