2004年07月06日(火) 16時48分
携帯容認に半数前向き 病院の8割、現状禁止(共同通信)
病院の8割が携帯電話の使用を全面的に禁止しているものの、そのほぼ半数は今後の使用解禁に前向きであることが、共同通信社が実施した全国調査で6日分かった。電磁波による医療機器誤作動の危険性が指摘される一方で「携帯電話を使いたい」という患者のニーズも強く、各施設が対応に苦慮している実態も明らかになった。
調査は全国の大学病院80施設と、病床数700以上の大規模病院92施設(一部の療養所などを除く)の計172施設を対象に郵送で実施。うち124施設(72・1%)から回答を得た。
院内での携帯電話の使用規制は、全体の80・6%にあたる100施設が「全面禁止」。エレベーターホールなど場所を限定して認める「部分的に使用可」は24施設(19・4%)あり、福岡市の九州大病院や静岡県浜松市の聖隷浜松病院、千葉県鴨川市の亀田総合病院では、ICUなど一部を除く広範囲で使用可能としていた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040706-00000124-kyodo-soci