2004年07月05日(月) 00時00分
群馬で三菱のバス炎上 乗客ら16人避難し、無事 (東京新聞)
5日午後6時ごろ、群馬県藤岡市岡之郷の関越自動車道下り線で、三菱ふそう製のマイクロバスが炎上した。乗っていた16人にけがはなかった。
群馬県警と三菱ふそうによると、バスは1995年式の「ローザ」という車種で群馬県榛東村の食品会社の所有。エンジンのスタータースイッチが戻らなくなり、セルモーターが過熱して火災になる恐れがあるとして2002年のリコール対象車だったが、修理済みだったという。
県警高速隊の調べでは、運転席下部付近から白煙が出たため運転手がバスを路肩に止めて乗客を降ろした後、炎が出て全焼したという。
乗客は群馬県吉岡町の信用組合の職員らで、顧客の同町、建設業男性(54)が運転、福島県のゴルフ場からの帰りだったという。 運転していた男性は「ハンドルもブレーキも利かなくなり、サイドブレーキを引いて止まった。消火器で消したが、手が付けられなくなった」と話していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040705/fls_____detail__053.shtml