2004年07月05日(月) 20時27分
偽名領収書107枚を開示 道警、オンブズマン請求に(共同通信)
北海道警の裏金問題をめぐり、札幌市民オンブズマンは5日、道警が情報公開請求に対し、弟子屈署の偽名領収書計107枚を開示したことを明らかにした。1998−2000年度の捜査用報償費(道費)分が48枚、捜査費(国費)分が59枚。いずれも開示したのは金額と日付だけで、捜査協力者の住所と氏名は黒塗りだった。
偽名には、実在の第三者を勝手に捜査協力者として記入したものがあるとみられる。同オンブズマンの渡辺達生事務局長は「予想はしていたが、実際に偽名領収書が100枚以上もあったことには驚いた。今後、内容を精査したい」としている。
道監査委員は6月30日に公表した同署に関する報告書で、この3年間の捜査用報償費約131万円全額が裏金化されたと結論付けていた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000199-kyodo-soci