2004年07月05日(月) 23時17分
偽造カード詐欺団の2人逮捕、被害2億5千万円か(読売新聞)
警視庁組織犯罪対策1課は5日、偽造クレジットカードを使った詐欺グループのリーダー、無職江崎直昌容疑者(35)(東京都港区麻布台1)ら2人を不正作出支払用カード電磁的記録供用と詐欺の疑いで逮捕したと発表した。
調べによると、江崎容疑者らは、昨年3月27日、東京都千代田区内のブランド品販売店で、偽造クレジットカード2枚を提示して、バッグなど計8点(計44万8000円相当)をだまし取った疑い。
同課は、江崎容疑者の自宅などから、偽造カード11枚とカードの原板約2500枚、パソコン1台を押収した。
江崎容疑者から提供された偽造カードを使ったなどとして、これまで中国人を含む男女30人以上が詐欺容疑などで警視庁や岩手、静岡など各県警に逮捕されている。グループによる同様の詐欺被害は、2001年からの約3年間に、1都10県で少なくとも2億5000万円にのぼるとみられている。
江崎容疑者は、偽造カードを入手しては、グループのメンバーに郵送。商品の購入方法などを指示したうえ、だまし取った商品など送り返させていたという。
江崎容疑者は2001年6月に新宿区内で起きた殺人未遂事件でも、指名手配されていた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000414-yom-soci