悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
5日午後6時ごろ、群馬県藤岡市岡之郷の関越道下り線で、「車が白煙を上げて走っている」などとほかの通行車から110番通報があった。走っていたマイクロバス1台が停車後に全焼したが、乗っていた16人は全員、逃げて無事だった。県警高速隊などが原因の確認を急いでいる。
調べでは、バスに乗っていたのは同県内の「かみつけ信用組合」吉岡支店が企画したゴルフ大会に参加した顧客らで、福島県から帰宅途中だったという。車は、同支店が群馬県内の飲食店から借りたもので、運転のできる客が交代でハンドルを握っていたとみられる。
出火当時、運転していた同県吉岡町小倉の建設業、堤隆雄さん(54)は「後ろの車が合図をするので、ミラーを見たら煙が出ていた。ブレーキもハンドルも利かなくなり、サイドブレーキを引いて停車した。降りて間もなく、運転席の下から炎が出た」と話した。
この車は三菱自動車製マイクロバス「ローザ」(95年式)。02年3月にリコール対象となっている。商用車部門が分社化した「三菱ふそうトラック・バス」によると、エンジンをかける始動装置に不具合があり、モーターが過熱して火災に至る恐れがあるというが、県警によると、炎上した車は03年6月に欠陥部分を交換ずみだったという。
(07/05 22:03)