2004年07月05日(月) 17時24分
ブラジル人弁護士を懲戒 偽装結婚に協力と日弁連(共同通信)
日弁連は5日、ブラジル人女性の偽装結婚に協力したとして、名古屋弁護士会所属の日系ブラジル人、リリアナ・フルヤ弁護士(40)を2日付で業務停止2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
処分理由によると、フルヤ弁護士は2000年3月ごろ、在留資格を延長するための偽装結婚と知りながら、知人のブラジル人女性と日本人男性との虚偽の婚姻届に証人として署名。日弁連はこの行為を、懲戒の理由となる「品位を失うべき非行」と判断した。
フルヤ弁護士は日本でブラジル法を扱う弁護士として1999年に登録。愛知県小牧市で、日本で働く日系ブラジル人の無料法律相談にも応じていた。
外国法を扱う「外国弁護士」が懲戒処分を受けたのは、弁護士会費滞納を理由に95年に退会命令を受けた米国人弁護士以来、2人目。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000142-kyodo-soci