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NTT東日本と西日本が、インターネットのIP電話に対応したテレビ電話の専用端末を共同開発し、試作機を公開した。8インチの液晶がついた「一体型」。画面に指かペンで触れれば発・着信ができるなど、手軽さ、使いやすさに配慮した。通信速度は毎秒2メガビットとテレビ電話としては速く、なめらかな動画になる。
8〜9月ごろに6万円前後の価格で発売する見通し。IP電話を手がけるインターネット接続事業者などにも売り込む。
両社は個人向けIP電話への本格参入を表明しており、テレビ電話を家庭への食い込みに活用したい考えだ。他社のIP電話では、テレビ電話をするためには、パソコンにカメラ、ヘッドフォンなどをつける必要があるものが主流だ。
NTTにとって、通話料が安いIP電話事業の開始は、既存の固定電話事業の減収につながる。だが先行他社に対抗するため、法人向けは03年10月に始め、個人向けも集合住宅向けについて4月に認可申請している。
(07/04 17:23)