悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
四人はクレーム隠しが発覚した二〇〇〇年当時の首脳ら。同地検は河添被告が、部品の欠陥は知らなかったものの、同社が不具合情報の二重管理やヤミ改修を続けていた状況などから、放置すれば死傷事故を招く不具合が存在する可能性を知っていたのに対策を怠ったとして過失を認定した。
一緒に逮捕された元副社長横川文一(66)、元品質・技術本部長鈴木弘敏(65)両容疑者は「関与の程度が低い」として起訴猶予とし、釈放した。
起訴状によると村田、宇佐美、中神被告は「クラッチハウジング」の欠陥を知りながら、河添被告に報告しなかった。
河添被告は、対策を取らなければ死傷事故を招く恐れのある不具合もあると知りながら精査させず、他の三人とともに旧運輸省に「一九九八年三月以前の不具合情報は保存されていない」と虚偽報告を行い、対策を取らずに放置。山口県の死亡事故を引き起こした。
同地検は同日、二〇〇二年にあった母子三人死傷事故で道路運送車両法違反容疑で逮捕され、処分保留としていた元品質統括部長(54)ら二人を起訴猶予とした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040702/mng_____sya_____004.shtml