2004年07月01日(木) 15時18分
三菱ふそう リコール対象の45万台 緊急点検を開始(産経新聞)
三菱ふそうトラック・バス(本社・東京都港区)は一日、相次ぐ車両火災やトラブルを受け、届け出を表明しているリコールの対象車約四十五万台を対象とした緊急点検と、全車両約百三十万台の無料点検をスタートした。
三菱ふそうトラック・バスが欠陥隠しを行っていたとして届け出を表明した四十三件のリコール案件のうち、実際に届け出たのは三件。不具合によっては十月末に届け出がずれこむ見通しで、届け出済みの三件についても、「仕事を休めない」との理由で実施率は低迷している。
その一方で、車両火災も相次いで発生。六月十五日に長野県で火災を起こした大型車はリコール予定の不具合が原因とみられ、事態を重視した国土交通省は一日から点検を実施させた。点検は、直営工場ほか約八千五百カ所で実施。全車両でブレーキなど四十項目を無料点検するほか、リコール対象車は不具合部分の安全性をチェックした。(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000042-san-soci