2004年07月01日(木) 12時25分
訓練弾出品者は北海道の男 ネット売買で書類送検(共同通信)
警察が屋内射撃訓練に使う特殊訓練弾が国内のインターネットで売買されていた事件で、出品者は北海道の男だったことが分かり、愛知県警保安課などは1日、この男と、訓練弾を購入した愛知県豊橋市のミリタリーショップ経営の男を火薬類取締法違反(所持)の疑いで書類送検した。
調べでは、北海道の男は昨年7月、訓練弾5発をネットオークションに出品。豊橋市の男がまとめて4、5000円で落札し、無許可で所持した疑い。うち2発は発射可能で、雷管に火薬が詰まっていた。
特殊訓練弾は各都道府県警や海上保安庁などの訓練用に配備されている硬質のプラスチック製銃弾。人に当たっても肌が腫れる程度だが、目などに命中すると大けがをする威力がある。
これまでの捜査で、北海道の男が約10年前に道内の古物店で購入したことが判明。しかし、店主は既に死亡しており、流出ルートは特定できていない。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000080-kyodo-soci