2004年07月01日(木) 00時58分
三菱自、新たに人身事故2件判明…トランクドア落下(読売新聞)
三菱自動車は30日、リコール(回収、無償交換)届け出を怠っていた1992年式のワゴン車「リベロ」の後部トランクドアの欠陥を巡り、大阪府枚方市などで6月23、24の両日に、ドアが頭に落下してけがを負うケースが2件発生していたことを明らかにした。
この欠陥では、さらに1995—99年で3件の事故があったことも判明、事故件数は16件となった。三菱自では当初の予定を前倒しし、2日に国土交通省にリコールを届け出る。
一方、三菱自は30日、26件の欠陥隠しのうち8件の欠陥について、国交省にリコールを届け出た。対象は、26都道府県の警察で使用中の計107台のパトカーを含む、10車種計約1万2500台。残る7件の欠陥については、7日までにリコールする予定。
また、欠陥隠しをしていた車種と総台数について、三菱自では、25車種計約15万4000台に訂正。「精査した結果、数字の変動があった」としている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000213-yom-soci