2004年06月30日(水) 21時18分
ドア落下さらに5人けが 緊急対応必要と三菱自(共同通信)
ワゴン車「リベロ」の後部ドア落下問題で、三菱自動車は30日、これまでに分かった以外に5件の落下事故があり、5人がけがをしていたと発表した。これでドア落下によるけが人は計16人。
過去に違法なヤミ改修でリコール隠しをしていた後部ドアの欠陥は、7月末までにリコールを届ける予定だったが、緊急対応が必要として2日に国土交通省に届け出る。対象台数は約4万8700台。
三菱自によると、新たに分かった5件は1995年以降発生。額を3針縫うなどした。事故車の登録ナンバーは大宮、姫路各1台、大阪2台で残り1台は不明。
特に大阪ナンバーの2台の事故は、三菱自が落下事故で11人がけがをしていたと発表した6月23日と翌24日(大阪府枚方市内)に起きた。
三菱自は30日、後部ドア落下とは別にリコール隠しをしていたパトカーの溶接不足など8件、10車種約1万2500台のリコールを国交省に届けた。同社は7月7日に残りのリコール隠し分6件も届ける。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000283-kyodo-soci