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三菱ふそうのダンプを運転中、衝突事故を起こし、業務上過失傷害容疑で書類送検された宇都宮市細谷町の男性（６０）が、事故はリコール（無償回収・修理）が必要な欠陥が原因で起きたとして、栃木県警に再捜査を申し入れた。
事故は５月１３日午後０時半ごろ、栃木県粟野町深程の県道で起きた。ダンプが対向車線に出て乗用車と衝突、運転していた粟野町の運送業男性（７０）が２カ月のけがを負った。鹿沼署は８日、ハンドル操作を誤ったとして、ダンプの男性を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
このダンプは、後輪ハブなど３件についてリコールの届けが出されている車種。男性が事故後、整備工場で点検してもらったところ、左後輪のハブが破断して潤滑油が漏れ、ブレーキがきかない状態になっていたという。栃木三菱ふそう自動車販売（本社・宇都宮市）は「事故との因果関係はないと思う」と話している。(06/30 22:15)