悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
ナショナル自転車工業(大阪府柏原市)は30日、同社が94年7月〜99年10月に製造したマウンテンバイクなどの自転車で、フレームの溶接部分が折れる欠陥があり、14件の事故が起きていたと発表した。乗っていた5人が骨を折るなどけがをした。事故は97年から起きていたが、同社は「極端に激しく使った結果だ」と判断し、公表しなかったという。
同社は事故が起きたのと同じフレームが使われている22機種計約1万台を無料点検し、異常があればフレームの交換などを行う。問い合わせはフリーダイヤル(0120・781・603)で24時間受け付ける。
14件はすべてハンドルの下にあるチタン製フレームが溶接部周辺で折れる事故だった。岡野賢二社長は公表が遅れたことについて、「アウトドア商品なのでフレーム破損は起こり得ると甘く考えた」と陳謝した。(06/30 21:21)