2004年06月30日(水) 12時01分
「電動介護ベッドで死亡」=遺族、メーカーを提訴−京都地裁(時事通信)
パラマウントベッド(本社東京都江東区)製の電動介護ベッドの背もたれの上下運動で胸や腹を圧迫され続けたことが死亡原因だったとして、亡くなった京都市の女性=当時(90)=の遺族が30日、同社やレンタル業者らを相手取り計8600万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。
訴状などによると、女性は同社製の電動介護ベッド「楽匠KQ−803」を自宅で利用し始めた2000年6月から、背もたれが上昇するたびに血圧が異常値に達するなどの症状が出始めた。女性は01年11月に京都市内の病院に入院したが、翌12月、慢性呼吸不全などで死亡した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000123-jij-soci