2004年06月29日(火) 00時00分

お茶の水女子大３０００人分データ流出 （東京新聞）

　お茶の水女子大（東京都文京区大塚）から学部生と大学院生のほぼ全員に当たる約三千人の名簿などが保管されていたパソコンなどが盗まれていたことが二十九日、分かった。

　警視庁大塚署は窃盗事件として調べている。

　調べでは、十五日午前六時ごろ、お茶の水女子大学事務棟一階の学務課事務室で、出勤した職員がノート型パソコン五台とプロジェクター二台、ハードディスク（ＨＤ）十台がなくなっているのに気付き、通報した。ＨＤには学部生二千人と大学院生一千人の計三千人分の学籍簿のデータが入っており、住所・氏名・保証人の名前のほか、大学の成績も記録されていたが、実際に名簿を閲覧するには特別な技術が必要という。

　普段は閉まっている事務室裏口の内鍵が開いていたといい、犯人は職員が帰宅した十四日午後九時以降に侵入、犯行に及んだとみて調べている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040629/eve_____sya_____005.shtml