2004年06月29日(火) 00時00分
歯磨きテスターと間違え 児童らに水質測定剤(朝日新聞・)
東予市立吉岡小学校(中矢真弓校長、児童151人) で、歯垢(しこう) を赤く染める「カラーテスター」 と間違え、プールのpHを測定する錠剤を児童約60人に配っていたことが28日に分かった。ほとんどの児童が既に錠剤を使っていたが、今のところ健康被害の報告はないという。
同小によると、22日に歯磨き指導のため、女性養護助教諭が担任を通してカラーテスターの錠剤を渡したが、その際に4年生と6年生の計54人と3年生の一部児童に過ってpH測定用の「フェノールレッド」 と呼ばれる錠剤を配ったという。二つの薬剤は保健室の棚の同じ箱に入れられていたため、間違えたという。
24日に担任教諭が誤りに気付き、児童に説明。25日に児童宅を回って謝罪したという。
県教委保健スポーツ課によると、フェノールレッドは大量に服用すると吐き気を催す可能性があるが、1、2錠なら影響はないという。同小は「薬剤の管理を徹底し、二度とこのようなことが起こらないようにしたい」 と話している。
(6/29)
http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=3692
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