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独ダイムラークライスラーの日本法人は29日、国土交通省に2件のリコール(無償回収・修理)を届け出た。いずれも300件以上の苦情が寄せられながら届け出が遅れており、国交省は同社に口頭で注意した。同社は3月にも届け出が遅れて文書で警告を受けた。
2件はいずれもブレーキが利きにくくなる欠陥で、乗用車「E320」など14車種計3万1613台(01年9月〜04年6月輸入)はコンピュータープログラムに不具合が、「A160」など35車種計8万9693台(97年4月〜04年3月輸入)はブレーキ部品の亀裂が見つかっている。
コンピューターの不具合は昨年6月以降365件の苦情が寄せられ、今年1月には世田谷区の交差点で、前を走るトラックに追突する事故が起きた。
また、日本フルハーフも同日、大型トレーラー5070台(94年11月〜00年6月製造)のブレーキに欠陥があるとしてリコールを届け出た。(06/29 20:20)