2004年06月28日(月) 21時02分
「着服」指摘で特別監査へ=救う会(時事通信)
北朝鮮による拉致被害者の支援団体「救う会」の兵本達吉幹事らが記者会見で「佐藤勝巳会長が寄付金1000万円を着服した疑いがある」と発表した問題で、救う会は28日、常勤役員による緊急会議を来月18日に開き、特別監査委員を選任して会計監査を行う方針を明らかにした。
また救う会は、同会監事である拉致被害者家族連絡会の横田滋代表が6月17日付で行った特別会計の決算報告を公表した。
それによると、2002年10月に佐藤会長が受領したとされる寄付金1000万円は03年に繰り越され、同年に「情報収集費」として670万円を支出。残金を04年に繰り越し、6月17日までに同名目で300万円を支出したとしている。支出の相手や具体的な使途は明らかにしていない。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000734-jij-soci