2004年06月28日(月) 16時30分
新潟産コシヒカリを守れ 開発6品種は県内限定に(共同通信)
「魚沼産」「佐渡産」などのブランド米を誇る新潟県が、稲に被害を与える「いもち病」に強いコシヒカリ6品種を開発した。農薬を減らして安全性や味をPRするとともに、新品種の栽培を県内限定にして「新潟産コシヒカリ」のブランドを守る考えだ。
新潟県は10数年前から、いもち病に強い品種とコシヒカリとの交配を繰り返す方法で品種改良に取り組み、新たに6品種が完成。県は各品種が独自のDNAを持つことに着目し、分析機器で見分ける技術も開発した。
県にとっては、新潟産コシヒカリの人気に乗じた偽装表示が悩みの種だったが、DNAで識別できるようになるため、県内で来年栽培するコシヒカリをすべて新品種に切り替える。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000117-kyodo-soci