2004年06月27日(日) 03時27分
サイト閲覧で感染 新型ウイルス拡大 マイクロソフト(産経新聞)
【ワシントン=気仙英郎】ウェブサイトを閲覧しただけで感染する可能性のある新型ウイルスが現れ、急拡大していることが二十五日までに明らかになった。
マイクロソフト社によれば「ダウンロード・ジェクト」や「JSスコブ」などと呼ばれるウイルスで、同社製の閲覧ソフトであるインターネット・エクスプローラーを利用して、このウイルスが潜むサイトを閲覧すると、知らないうちに利用者のパソコンのウィンドウズの欠陥を突いて感染してしまう。感染すると入力情報が盗まれ、パスワードやクレジットカード番号などの個人情報が流出する危険があるという。
同社は、まだウィンドウズの欠陥を埋める完全な修正ソフトがないため、閲覧ソフトのセキュリティーを「高」に設定するなどの対応を要請している。(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040627-00000016-san-bus_all