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通販大手「ジャパネットたかた」（長崎県佐世保市）の元社員浦修巳容疑者（３０）＝同市日宇町＝が同社からビデオカメラなどを盗んだ容疑で逮捕された事件で、同社の高田明社長は２４日、浦容疑者が在職当時、顧客情報にアクセスできるＩＤとパスワードを持っていたことを明らかにした。
高田社長によると、浦容疑者は９６年３月に入社。インターネットの知識が豊富で、９９年９月の退社まで社内システムを扱う「未来開発課」の勤務が長かったという。
別の社員１人とともに、顧客情報のサーバーにアクセスできるＩＤとパスワードを与えられていたが、高田社長は「逮捕容疑に情報流出事件は入っておらず、関連について私の口からは言えない」と述べた。
ビデオカメラなどの盗難は「顧客情報流出の捜査の過程で、県警から指摘されてわかった」といい、他にも数件の被害があるという。県警によると、浦容疑者は窃盗容疑を否認している。(06/24 22:31)