2004年06月24日(木) 11時10分
新聞の集金装い現金詐取 札幌・南署が捜査(共同通信)
毎日新聞販売店の従業員を装って、購読料の集金と偽り読者から現金をだまし取る被害が相次ぎ、札幌・南署は24日までに、詐欺事件として捜査を始めた。
毎日新聞北海道支社と南署によると、18日から19日にかけて、毎日新聞山鼻専売所(札幌市)から新聞を購読し、購読料を金融機関の口座から自動引き落とししている読者20数人の自宅を男が訪れ「残高が足りないので現金で払ってほしい」と要求。うち12人が5月分の購読料として1人当たり3000−4000円程度をだまし取られたという。
同専売所では18日未明、現金約7万円と購読料の領収書約220人分が盗まれた。南署は領収書の住所氏名をもとに現金詐取を繰り返したとみている。
毎日新聞北海道支社の小林毅販売部長は「盗まれた読者の個人情報が悪用されたとみられ、皆さまに深くおわびします」とのコメントを出した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000077-kyodo-soci