2004年06月24日(木) 13時05分
偽の養子縁組10回、借金重ねた33歳無職男を送検(読売新聞)
借金を重ねるために偽の養子縁組で別人になりすましていたとして、大阪府警守口署は24日、住所不定、無職藤田征次容疑者(33)を有印私文書偽造、同行使の疑いで送検した。
調べによると、藤田容疑者は6月8日、守口市役所の市民課で養子縁組届にある親の欄に実在する男性の住所や名前を記入し、届け出た疑い。市職員が、男性に照会したところ、虚偽とわかった。ほかにも堺市や枚方市などで約10回の虚偽の届け出を繰り返していたという。
藤田容疑者は、消費者金融10社から借りた約400万円を滞納しており、調べに対し、「健康保険証を作って金を借りるためだった」と供述している。
また、藤田容疑者は「縁組相手の情報をブローカーから5000円で買った」と話しており、同署は不正届を手助けする者がいるとみて追及している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000305-yom-soci